多様な“表情”見せる乾式レンガ工法「スマートブリック・ウォール」

スマート・ブリック（東京都品川区）は、特許取得の工法で安定した施工品質とローコストを実現する新世代のレンガ外壁システム「スマートブリック・ウォール」を展開する。使用材料がシンプルで、切断・取り付けなどの現場作業が簡単なのが特長だ。それにより作業能率が向上し、施工者の習熟も早い。その結果、同社では「類似の工法と比べて価格競争力が高い」と説明する。

スマートブリック・ウォールで使用する「レンガ留付け金具」は、他社の乾式工法で使用される亜鉛めっき鋼板やガルバニウム鋼板より性能の高い「高耐久メッキ鋼板（商品名：ZAM）」。この金具とレンガにより建物を、強い太陽光線やさまざまな気候・災害から半永久的に守り続ける。

レンガの魅力は、焼き物が本来持つ暖かさや、刻々と変わる豊かな「表情」など。最新の外装材で建てた住宅も10年を過ぎると汚れて補修や塗装が必要になるが、レンガの住宅は半世紀を過ぎると「汚れというよりも年期の入った表情」になるという。